インフルエンザ、感染性胃腸炎、結核

2号 2000年1月
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦

インフルエンザ情報

 厚生省の1月7日の発生報告によると、インフルエンザ累計患者数が1万6758人となり現在1万人を超えています。前年同比では約9倍に増えています。分離されたウイルスは、Aソ連型が多いとのこと。当初の流行予測のA香港型は多くないようです。

 イギリスやイタリアでインフルエンザが大流行とのことで、日本国内でも今後大流行にならないか心配です。

 予防対策としてワクチン接種を受けていない方は、なるべく人ごみの中に行かないようにすることや、帰宅後は速やかにうがいや手洗いをすること。充分な栄養と疲労を避けることなどです。

感染性胃腸炎

 厚生省の感染症動向調査によると、全国的に感染性胃腸炎が流行しているとのことです。頻回の嘔吐と、下痢が主な症状です。起炎菌はロタウイルスが多いようです。

 乳幼児は特に重症になりやすいので脱水症に気をつけましょう。

結核

 北海道の医療機関で9人結核感染者が発生しています。厚生省の結核非常事態宣言の後も結核発症は続いています。感染ルートはおもに結核患者からの飛沫感染です。

 ながびく咳症状の際はかかりつけ医を受診してください。