
302号 2026年 9月30日
今シーズンは例年よりも早い時期からインフルエンザの流行が始まっており、すでに県内でも早期の感染拡大が見られています。
沖縄県内(那覇市を含む)でも、定点あたりの患者報告数が警戒基準値を超え、すでに「注意報」レベル(または警報レベル)が発令されるなど、流行が本格化しています。例年よりも早めのインフルエンザワクチン接種をご検討ください。
検出されているウイルスの約85〜87%以上は「A型」で占められており、A型を中心とした大きな流行傾向が続いています。
インフルエンザは高齢になるほど重症化しやすいため、予防接種による事前の備えがとても大切です。
今シーズンのワクチン株(製造株)について
2026~2027年シーズンのワクチン株(厚生労働省選定)は以下の通りです。
A型株
A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1)
A/パース/722/2024(IVR-262)(H3N2)
B型株
B/オーストラリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
接種タイミングと持続期間
- 効果が出るまで: 接種を受けてから体に免疫ができるまでに約2週間かかります。
- 効果の持続期間: 約5ヶ月間効果が持続します。
ご高齢の方の接種費用と市からの助成金について
那覇市では、高齢者のインフルエンザ予防接種に対して費用の一部助成を行っております。
- 対象となる方
1.那覇市に住民登録がある65歳以上の方
2.60歳~64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能などに重度障害(身体障害者手帳1級相当)をお持ちの方 - ご負担額(自己負担金): 1,000円(助成適用時)
- 持ち物: 那覇市から届く「予診票」と、本人確認書類(健康保険証・マイナ保険証など)を必ずご持参ください。
他のワクチンを受ける際の大切な注意点(接種間隔について)
- 新型コロナワクチンとの間隔
新型コロナワクチンと接種時期が重なる場合、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。 新型コロナワクチンとその他のワクチンは、お互い片方のワクチンを受けてから2週間の間隔をあける必要があります。 - その他のワクチン(肺炎球菌・帯状疱疹など)との間隔
ワクチンの種類(生ワクチン・不活化ワクチン)によって必要な接種間隔が異なります。安全に接種を進めるため、他の予防接種の予定がある方は、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
