245号 2021年 7月 23日
梅雨から夏にかけて「食中毒」になりやすい時期です。食中毒は正しい知識で予防することができます。
食中毒は激しい嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。症状が現れたら、すぐに病院へ行きましょう。
食べた食品、包装ラベル、嘔吐物を持っていくと、食中毒の原因を知る手がかりになります。
食中毒予防の三原則
- 食中毒菌をつけない
包丁・まな板などの調理器具、手や指をしっかりと洗って、清潔にしましょう。 - 食中毒菌を増やさない
調理済みの食品はできるだけ早く食べましょう。魚介類は4℃以下、その他の食材は10℃以下で保存しましょう。 - 食中毒菌を退治する
ほとんどの食中毒菌は熱に弱く、食品の内部温度を75℃、1分間以上加熱することによって退治できます。
手洗いをしましょう
手は、外でさまざまなものに触れて、想像以上に汚れています。手洗いは非常に効果的な予防方法です。自分専用のタオルを使いましょう。
お弁当について
前日に調理したおかずは、つめる前に加熱して、必ず冷ましてからつめましょう。
温かいうちにふたはしないようにしましょう。温かいうちにふたをすると食中毒菌が繁殖しやすくなります。
長時間持ち歩く、持ち帰って食べる、翌日食べることは厳禁です。
これからも引き続き守ってほしいこと
- マスク着用、三密回避。室内では換気を良くして。
- 集まりは、少人数・短時間にして。 大声を出さず会話はできるだけ静かに。手洗い・アルコール消毒の徹底を。