255号 2022年 5月 22日

梅雨から夏にかけて「食中毒」になりやすい時期です。食中毒は正しい知識で予防することができます。

食中毒は激しい嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。症状が現れたら、すぐに病院へ行きましょう。

食べた食品、包装ラベル、嘔吐物を持っていくと、食中毒の原因を知る手がかりになります。

食中毒予防の三原則

  • 食中毒菌をつけない
    包丁・まな板などの調理器具、手や指をしっかりと洗って、清潔にしましょう。
  • 食中毒菌を増やさない
    調理済みの食品はできるだけ早く食べましょう。魚介類は4℃以下、その他の食材は10℃以下で保存しましょう。
  • 食中毒菌を退治する
    ほとんどの食中毒菌は熱に弱く、食品の内部温度を75℃、1分間以上加熱することによって退治できます。

手洗いをしましょう

手は、外でさまざまなものに触れて、想像以上に汚れています。手洗いは非常に効果的な予防方法です。自分専用のタオルを使いましょう。

エコバッグは清潔にしましょう

  • 定期的に洗いましょう
    エコバッグの洗濯表示などに従い、定期的に洗いましょう。
    時間がない時は、市販の除菌スプレーやシートで拭きましょう。特に持ち手や底を念入りに拭きましょう。
  • 肉、魚、野菜はポリ袋に入れましょう
    食材の表面や汁に、食中毒を起こす菌がいるかもしれません。ほかの食材を汚染しないように、肉や魚など汁が出やすいものや、泥のついた野菜は、ポリ袋に入れましょう。
  • 用途別にエコバッグを分けましょう
    食品と日用品を入れるエコバッグを区別しましょう。
  • 食品を入れたエコバッグの持ち運びは、短時間にしましょう

お弁当について

前日に調理したおかずは、つめる前に加熱して、必ず冷ましてからつめましょう。

温かいうちにふたはしないようにしましょう。温かいうちにふたをすると食中毒菌が繁殖しやすくなります。

長時間持ち歩く、持ち帰って食べる、翌日食べることは厳禁です。