256号 2022年 6月 25日

熱中症には、前ぶれとなる症状があります。

初期段階の症状は気づきにくいものです。「熱中症かも?」と思ったら適切に対処しましょう。

1 重症度Ⅰ度(軽症)

  • 意識ははっきりしている
  • 手足がしびれる
  • めまい、立ちくらみがある
  • 筋肉のこむら返りがある(痛い)
現場で対応し経過観察しましょう
  • 涼しい場所へ避難する
  • 服を緩めて、体を冷やす
  • 水分・塩分を補給する

誰かが見守り、よくならない場合は病院へ行きましょう。

2 重症度Ⅱ度(中等)

  • 吐き気がする・吐いてしまう
  • 頭がガンガンする
  • 体がだるい
  • 意識がなんとなくおかしい
すみやかに医療機関を受診しましょう。

3 重症度Ⅲ度(重症)

  • 意識がない
  • 呼びかけに対する返事がおかしい
  • 体がひきつる
  • まっすぐ歩けない
  • 体が熱い
救急車を呼びましょう。

救急車が到着するまでの間、冷たいペットボトルを手に持ったり、首や両脇、そ径部などの太い血管がある場所を冷やしましょう。