10号 2001年1月10日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦

 寒い冬になりました。例年1月から2月の時期はインフルエンザが全国的に流行する頃です。今年はA香港型のインフルエンザが確認されています。突然40℃近い高熱や、全身の関節痛や筋肉痛などの症状がでてきます。

 A型インフルエンザに対して、そのウイルスの分裂増殖を防いで症状の早期改善が期待できる内服薬があります。インフルエンザ発症してからできるだけ早く薬を飲むことです。

 予防の手段としてはインフルエンザワクチンの接種を受けることです。特に高齢者や低年齢の子供にはワクチン接種を推奨します。インフルエンザによる重症化を予防できます。