4号 2000年11月1日
沖縄県医師会理事・沖縄県保健体育課保健技師 真栄田 篤彦
沖縄県医師会理事・沖縄県保健体育課保健技師 真栄田 篤彦
日本では20世紀の母子保健が世界最高水準に達し、これまで高齢者の保健医療の取り組みに偏っていた。
20世紀で達成できなかった母子保健の課題をあらためて整理し、児童虐待などの子供を取り巻く新たな緊急課題に取り組む必要性があると「健やか親子21」検討会が報告している。
健やか親子21とは
- 思春期の保健対策の強化と健康教育の推進
- 妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保と不妊への支援
- 小児保健医療水準を維持・向上させるための環境整備
- 子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減
乳幼児期の親子関係
乳幼児期の親子関係の問題は、その後の子どもの発達に影響し、ひいては次世代の子どもにまで連鎖すると警鐘している。
産科医や小児科医らが一体となり、妊娠から育児期にかけた系統的なケアシステムを構築するよう求めている。
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関連リンク
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