60号 2006年 6月16日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県では5月29日に「インフルエンザ流行注意報」が発令されました。インフルエンザの患者発生報告数は3週連続で大きく増加しています。(2006年6月13日現在)
流行中のインフルエンザはB型です。
突然の高熱や全身性の節々の痛み・悪寒がある場合は早めに医療機関を受診してください。高熱がでてから10時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すると早く治癒します。
インフルエンザの診断については迅速診断キットを使うと15分程度で診断結果がわかります。検査方法は鼻に綿棒を入れて鼻汁を採取します。
インフルエンザの予防方法
- 栄養と休養を充分にとる
- 手洗いとうがいをする
- 適度な湿度、室温を保つ
ウイルスは低温、低湿を好み、空気が乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂います。加湿器などで室内の適度な湿度を保ちましょう。 - 人ごみを避ける
- 適度な湿度、室温を保つ
- 混雑している場所ではできるだけマスクをする
関連リンク
- A香港型の流行と迅速診断キット 46号 2005年3月
- インフルエンザの予防接種を受けましょう 55号 2005年12月
- 予防接種の料金 54号 2005年11月
- インフルエンザのA型、B型について 35号 2004年2月
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