55号 2005年12月15日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
インフルエンザの流行にそなえて、インフルエンザワクチンの予防接種を受けましょう。
インフルエンザは急に38~40℃の高熱がでるのが特徴です。また、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、これらの症状は通常5日間ほど続きます。気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあり、体力のない高齢者や乳幼児などは命にかかわることもあります。
インフルエンザワクチンの予防効果率は約70~75%程度です。残りの25~30%の人は接種したにも関わらず、インフルエンザに罹患することがあります。ワクチンを受けた方も油断せずに、外出先から帰宅時にはうがい、手洗い、洗顔を心がけてください。
インフルエンザの症状がでたら、早めに病院で診察を受けましょう。
高熱がでてから10時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すると早く治癒します。
インフルエンザ | 65才以上: 自己負担 1000円 65才未満: 自己負担 3000円 1才~14才は、なるべく毎年2回接種が望ましい。 |
---|
関連リンク
- 予防接種の料金 54号 2005年11月
- インフルエンザと風邪の違い 46号 2005年3月
- インフルエンザのA型、B型について 35号 2004年2月