56号 2006年1月27日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
A香港型の流行
A香港型インフルエンザが流行しています。 1月24日の感染症情報センターの発表によると、A型が検出数の99%を占めています。
---------------------- Aソ連型 76件 17.4% A香港型 357件 81.9% B型 3件 0.7% ---------------------- 合計 436件 ----------------------
1月19日に那覇市で「インフルエンザ流行注意報」が発令されました。今年のインフルエンザは、4月頃まで流行が続きそうです。
インフルエンザ迅速診断キット
従来のインフルエンザ診断では、急な発熱、関節痛などの症状、流行の有無などを参考にして診断してきました。
現在は、迅速診断キットを使うことが多くなりました。検査方法は鼻に綿棒を入れて鼻汁を採取します。 15分程度で診断結果がわかります。
西町クリニックでも、迅速診断キットを使っています。「ふつうの風邪とはちょっと違うかも?」とご心配の方は、医師にインフルエンザ診断についてご相談ください。
インフルエンザの症状がでたら、早めに病院で診察を受けましょう。高熱がでてから10時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すると早く治癒します。
関連リンク
- 予防接種の料金 54号 2005年11月
- インフルエンザと風邪の違い 46号 2005年3月
- インフルエンザのA型、B型について 35号 2004年2月
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