70号 2007年 2月 15日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
水痘(水ぼうそう)は水痘ウィルスによっておこる感染症です。感染患者からの飛沫感染、空気感染、接触感染で感染します。感染から発症までの潜伏期間は、通常2週間です。
初期症状として、赤い水疱(内部に水を持った発疹)ができます。ほとんどの人は、1週間程度で「かさぶた」になって治ります。
予防接種の有効率は約90%です。1歳を過ぎたら接種可能です。任意接種で、なるべく受けておきたい予防接種です。詳しいことは、かかりつけ医、保健所、市町村の保健センターなどに問い合わせてください。
水痘の症状
- 発熱
軽い発熱があります。年長の子どもは高熱になることもあります。 - 全身の水疱
全身に水疱ができます。鼻、のど、目(結膜、角膜)にも発疹ができることがあります。
水痘のケア
- 食事
飲食時に痛みがあるときは、かまずに飲み込めるような食事を用意してあげましょう。熱いもの、塩味や酸味の強いものは控えましょう。 - 水分
水分を十分にとりましょう。麦茶、イオン飲料などを与えましょう。水分をとれない場合は少量づつ頻繁に与えましょう。 - 爪を切って清潔にしましょう
汚れた手で患部をひっかくと水疱が細菌感染をおこしたり、傷が残ることがあります。 - 幼稚園、学校
通常、1週間程度は休みます。水疱が黒いかさぶたになり、のどの痛みがなくなったら、登園・登校してもよいでしょう。
学校保健法での登校基準は「すべての発疹が痂皮化するまで出席停止とする。ただし、病状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではない。」となっています
関連リンク
- 子ども予防接種週間 69号 2007年1月
- 麻疹と風疹の混合接種がはじまりました 58号 2006年4月
- 予防接種の料金 54号 2005年11月