24号 2002年10月23日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
11月1日から65歳以上の高齢者に対し市町村が接種料金を負担して、インフルエンザの予防接種がスタートします。高齢者だけでなく、市民の多くの方がワクチンを受けることをお勧めします。
特に1才前後のお子さんがインフルエンザに罹患しますと、重症化します。ワクチンを受けますと、インフルエンザにかからなくてすみます。たとえ、かかったとしても重症化を避けることができます。
麻疹0(ゼロ)プロジェクト
昨年4月より沖縄県内に麻疹の発生をゼロにするべく、「麻疹0(ゼロ)プロジェクト委員会」を立ち上げました。主催は沖縄県小児保健協会、沖縄県小児科医会、日本小児科沖縄地方会、及び沖縄県医師会です。参加団体は沖縄県行政(保健所、健康増進課)、保育所団体、マスコミ関係団体、その他となっております。
沖縄県は全国一麻疹発生患者が多い地域です。県内での麻疹予防接種率を95%まで高めるために諸々の運動を展開していきます。現在、県内の麻疹予防接種率は71%です。
私もこの委員会の一員(県医師会)として頑張って行きます。
皆様のご協力・ご理解をお願いします。
関連リンク
- 予防接種の料金 54号 2005年11月
- インフルエンザと風邪の違い 46号 2005年3月
- ぜひ受けてほしい予防接種の種類 43号 2004年11月
- インフルエンザのA型、B型について 35号 2004年2月
- 麻疹(はしか)撲滅へのステップ 6号 2000年4月