62号 2006年 8月 15日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦

 外から家に帰った時、食事の前後、かぜやインフルエンザが流行している時は、手洗いとうがいをして、日常の健康管理と感染症の予防をしましょう。

手洗いの方法

 手は、外で様々なものに触れて、想像以上に汚れています。手洗いは、非常に効果的な感染症の予防方法です。

  • 手を水で濡らし、石鹸をつけ、両手の手の平をこすりあわせて泡立てます。
  • 手の甲をもう片方の手のひらでこすります。
  • 指を組んで、両手の指の間をこすります。
  • 親指の付け根をねじり洗いで洗います。
  • 手首も忘れずに洗います。
  • 流水でよくすすぎます。
  • 清潔なタオルで手を拭き乾かします。
    タオルの共用は危険です。自分専用のタオルを使いましょう。

うがいの方法

 うがいは口の中を洗い流し、口から体内に入る感染症を防ぎます。

  • うがいがしやすい量の水、うがい薬、またはお茶などをコップに用意します。
    (お茶の成分カテキンには殺菌作用があります)
  • クチュクチュ、ペッ
    口の中の食べかすなどを取る目的で、口に含んで強くうがいします。
  • ガラガラ、ペッ
    上を向いて、のどの奥まで届くように15秒程度うがいします。
  • ガラガラ、ペッ
    もう一度、上を向いて、のどの奥まで届くように15秒程度うがいします。