14号 2001年6月20日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦

 沖縄県の中部・南部地域において、はしかの流行がみられます。那覇市内でも発症が報告されています。

 今回は特に乳幼児にも多く発症しています。麻疹(はしか)予防接種を受けれない1才以下の幼児がはしかに罹患しており、その重症化が危惧されます。 悲しいことにすでに9ヶ月の乳児の死亡報告がなされております。

はしかには予防接種が有効です。

 1才を過ぎたら早急に最寄のかかりつけ医に麻疹(はしか)の予防接種を受けることを推奨します。