44号 2004年12月15日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
インフルエンザの流行時期は12~3月といわれています。
温度が低く乾燥した冬にはインフルエンザウイルスが増殖しやすいためです。インフルエンザにかからないよう、日常での予防は大切です。
日常生活での予防方法
- 栄養と休養を充分にとる
体力をつけて、抵抗力を高めることで感染しにくくなります。 - 人ごみを避ける
ウイルスを寄せつけないようにしましょう。 - 適度な温度、室温を保つ
ウイルスは低温、低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂います。加湿器などで室内の適度な湿度を保ちましょう。 - 手洗いとうがい
手洗いは接触による感染、うがいは喉の乾燥を防ぎます。 - マスクをする
ウイルスからの予防として混雑している場所ではできるだけマスクをしましょう。
インフルエンザの症状がでたら、早めに病院で診察を受けましょう。
高熱がでてから10時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すると早く治癒します。
関連リンク
- 予防接種の料金 54号 2005年11月
- インフルエンザと風邪の違い 46号 2005年3月
- インフルエンザのA型、B型について 35号 2004年2月