20号 2002年4月20日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
4月も中旬になり、感染症も様変わりしてきております。今年のインフルエンザの流行はA香港型、Aソ連型、さらにはB型インフルエンザが見られました。今月になってからは殆どインフルエンザの症例は見受けられくなりました。
しかし、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)は依然として市内の保育園児のなかで発症しております。おたふく風邪はたまに髄膜炎を合併したり、ごく稀に内耳神経がおたふく風邪ウイルスによって侵されて、聴力がゼロになる場合があります。安易に考えないで、安静を心がけてください。高熱の場合は要注意です。
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