インフルエンザ流行警報

97号 2009年01月28日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦

 沖縄県では、「インフルエンザ流行警報」が発令中です(2009年1月21日現在)。発令後もインフルエンザの流行が拡大しています。県内では、過去最もインフルエンザが流行した2003年を上回る流行になっています。また、今年、全国で流行しているインフルエンザウイルスは、A/H3香港型、A/H1ソ連型、B型です。

 今年、流行しているインフルエンザの約4割は、A/H1ソ連型です。 A/H1ソ連型には、抗インフルエンザ薬「タミフル」が効きませんが、別の抗インフルエンザ薬「リレンザ」が効くことがわかっています。当クリニックでは、「タミフル」、「リレンザ」ともに扱っています。高熱がでてから8時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すると早く治癒します。

 インフルエンザワクチンはA/H1ソ連型、A/H3香港型、B型のいずれの型にも効果があります。インフルエンザワクチンの接種を行うことで、重篤な合併症などを予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待できます。インフルエンザにそなえて、インフルエンザワクチンの予防接種を受けましょう。予防接種の回数については、医師にご相談ください。

 突然の高熱や全身性の節々の痛み・悪寒がある場合は早めに医療機関を受診してください。インフルエンザの診断は、迅速診断キットを使って15分程度で診断結果がわかります。検査方法は鼻に綿棒を入れて鼻汁を採取します。

「咳エチケット」を守りましょう

  • 咳やくしゃみをする時はティッシュなどで口と鼻を押さえる
  • 咳やくしゃみをしたら、手を洗う
  • 使用したティッシュはゴミ箱に捨てる
  • マスクをする