237号 2020年 10月 21日
ツインパンデミック
今季は、新型コロナと同時にインフルエンザの流行が広がる「ツインパンデミック(双子のパンデミック)」が懸念されています。
インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は初期の症状(発熱、咳など)がよく似ています。そのためどちらか見分けにくいのですが、インフルエンザの予防接種を受けていれば、より正確に診断しやすくなります。
インフルエンザの予防接種を受ける理由
現在進められている新型コロナウイルスのワクチンの開発により、インフルエンザワクチンの生産・流通に影響が及ぶ可能性があるとの指摘もあります。受けられるうちにインフルエンザの予防接種を受けておくべきです。
もうひとつの理由として挙げられるのが、「集団免疫」です。インフルエンザが流行し始める前に、十分な数の人がワクチンの接種を受けておけば、感染の広がり方を変えたり、抑えたりできる可能性があります。
今後想定される危機に備えて、感染対策を心がけていきましょう!
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