80号 2007年 11月 19日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県では3年連続で、毎月のインフルエンザ感染が報告されています。(11月19日現在) 現在の流行は「A/H1ソ連型」が主体です。第43週目のインフルエンザ感染報告数は去年の約30倍です。
流行しているインフルエンザのタイプが変わったので、春までにインフルエンザにかかった人でも、現在、流行しているインフルエンザ(A/H1ソ連型)に感染することがあります。
インフルエンザワクチンはA/H1ソ連型にもA/H3香港型にも対応しています。インフルエンザの流行にそなえて、インフルエンザワクチンの予防接種を受けましょう。
マスクによるインフルエンザの予防
- インフルエンザ発症率
登下校時と掃除の時間に
マスクをした場合 ■■2.0%
マスクをしない場合 ■■■■■■■■■■9.7%
マスクをした場合の発症率は、しない場合の約1/5に抑えられます。
ひろげるなインフルエンザ ひろげよう咳エチケット
「咳エチケット」を守りましょう
- 咳やくしゃみをする時はティッシュなどで口と鼻を押さえる
- 咳やくしゃみをしたら、手を洗う
- 使用したティッシュはゴミ箱に捨てる
- マスクをする
テレビに紹介されました
11月13日(火)フジテレビ・朝の情報番組「とくダネ!」のインフルエンザ情報で、西町クリニックが紹介されました。



関連リンク
- インフルエンザワクチン株 78号 2007年10月
- インフルエンザワクチンは3種類のウイルス株 67号 2006年12月
- 守って防いでインフルエンザ 65号 2006年11月
- A香港型の流行と迅速診断キット 56号 2006年1月