52号 2005年9月20日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
夏の暑い間、食欲のなかった子どもも涼しくなると食欲を回復します。子どもの食欲が旺盛なのはいいことですが、食べ過ぎによる肥満に気をつけましょう。
おやつ
テレビを見たりゲームをしながらおやつを食べると、多くなりがちなので気をつけます。子どもにとって、昼食と夕食の間隔は長いので、おやつは必要です。ただし、おやつは時間と量を決めましょう。
肥満になりやすい習慣 (ダメな習慣)
- 朝食をきちんと取らない。夜遅く塾から帰って、一度にたくさん食べる。
- ふだんの食事でインスタント食品をよく利用する。
- 水がわりに炭酸飲料・清涼飲料を飲む。
- スナック菓子を買い置きしている。
- ファーストフード店などで外食をよくする。
子どもの肥満は遺伝によることは少ないのです。肥満の先には子どもの生活習慣病が待ち受けています。
子どもの食生活の改善には大人の協力が不可欠です。家族で食事の取り方を考えて、家族全体の健康づくりに役立てましょう。
関連リンク
- 幼児期の食生活のポイント 38号 2004年4月
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