91号 2008年 9月 17日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦
2008~2009年シーズンのインフルエンザワクチン株が決定しました。
インフルエンザの流行時期は12月~3月です。流行時期のひと月前に予防接種を済ますことが理想です。インフルエンザにそなえて、インフルエンザワクチンの予防接種を受けましょう。予防接種の回数については、医師にご相談ください。
ワクチンには、そのシーズンに流行が予想される3種類の株(Aソ連型、A香港型、B型)が含まれています。ワクチン製造に用いるウイルス株の選定は、毎年どのようなウイルスが流行しそうかを予測し、決定されています。
シーズン | Aソ連型株 | A香港型株 | B型 |
---|---|---|---|
今シーズン 2008~2009 |
A/ブリスベン/59/2007(H1N1) | A/ウルグアイ/716/2007(H3N2) | B/フロリダ/4/2006 |
昨シーズン 2007~2008 |
A/ソロモン諸島/3/2006 (H1N1) |
A/広島/52/2005 (H3N2) |
B/マレーシア/2506/2004 (ビクトリア系統) |
※今シーズンは、3種類の株すべてが変更されています。
接種しないほうがよい場合
- 発熱している。
- 重い急性疾患にかかっている。
- アレルギーを持っている