インフルエンザ減少、麻疹流行

5号 2000年3月1日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦

インフルエンザ患者は減少

 厚生省結核感染症課の発表では、2月20日~26日の期間で児童のインフルエンザ発症が減少しているとのことです。昨年より早めに流行が収束しています。累計患者数は48万7893人。休校は47校で、学級閉鎖校は414校でした。

麻疹(はしか)の流行

 麻疹(はしか)はこれから春先にかけて流行してきます。国内での発生報告数が2週間続けて増加しています。子どもの年齢が1歳を過ぎたら早めに麻疹(はしか)の予防接種を受けましょう。

 麻疹もインフルエンザのように肺炎(麻疹肺炎)や脳炎(麻疹脳炎)を起こす危険性があります。罹患すると40℃の高熱が持続し、発熱後3日~4日目に発疹が出現し、なおかつ高熱も継続します。合併症(前述の麻疹肺炎・麻疹脳炎)による死亡報告も毎年あります。

 予防接種を受けた子どもには予防効果が期待できます。よしんば罹患したとしても軽症で済みます。予防接種対象者にはできるだけ接種を薦めます。