プール熱について

41号 2004年 7月21日
沖縄県感染症サーベイランス担当 真栄田 篤彦

 今年は10年に1度のプール熱大流行の年です。プール熱は、咽頭結膜熱という病気です。プールを介して流行することが多いため、プール熱といわれます。

 アデノウイルスという微生物が、接触感染によって人の体に寄生することによって発症します。感染から発症までの潜伏期間は、約5~6日といわれています。

プール熱の症状

  • 高熱
    38~40℃の高熱が4~7日間続きます。
  • ノドの痛み
    ノドが赤く腫れ、4~5日間痛みます。咳が出て、扁桃腺炎を伴うこともあります。
  • 結膜炎
    目が赤く充血し、痛み、目やにが出て、目を開けているのがつらくなります。

※そのほかに、頭痛、寒気、食欲不振、吐き気、下痢、鼻水などの症状がでることもあります。

プール熱の予防法

  • プールから上がったら
    必ずうがいをして、目や手を洗いましょう。また、シャワーでプールの水をきちんと洗い流しましょう。体を拭くときは自分専用のタオルで拭きましょう。
  • 家では
    タオル、洗面器、食器などを家族と共用しないようにしましょう。手や指をひんぱんに石けんや流水で洗いましょう。
  • お友達との接触は
    症状が消えてからも2日間は学校をお休みして、お友達との交流もひかえましょう。

 高熱が3日以上続いたり、ノドが腫れたり、目やにがとまらない場合は必ず病院で診察を受けましょう。